【帯広畜産大学】「とことこあるこう」がウチダザリガニ防除活動に参加
令和8年5月15日(金)、帯広市まなび野公園において、萩原建設工業株式会社が実施しているウチダザリガニ防除活動に本学ボランティアサークル「とことこあるこう」の学生5名が参加しました。
この活動は、特定外来生物であるウチダザリガニの捕獲・調査を通じて、地域の生態系保全について理解を深めることを目的として、萩原建設工業株式会社が2009年10月から毎年実施しているものです。
今回は、萩原建設工業株式会社と帯広畜産大学研究室が連携して行ったアレチウリ防除活動に「とことこあるこうの」メンバーが参加していたことをきっかけに、本活動への参加が実現しました。
当日は、事前に設置した捕獲かごの引き揚げや、捕獲した個体の測定・処理などを行いました。
参加したのは、学生サークル「とことこあるこう」代表の宮本彩名さん、籏持琳子さん、清瀨茉莉さん、細川樹さん、安田智咲さんの5名です。学生たちは実際に川へ入りながらウチダザリガニを捕獲し、活動を通して外来生物問題や自然環境保全について学びました。
当日は合計52頭のウチダザリガニを捕獲し、最も大きな個体は全長7.5cmに達しました。長年この活動に参加している萩原建設工業株式会社の髙嶋利直さんは、「ザリガニ捕りがとても上手。何度かやっているうちにどんどんうまくなっていた」と学生たちの様子について話していました。
また、活動後には捕獲したザリガニを調理し試食も行われ、参加した学生からは「ほぼエビのような味」「爪の部分が一番美味しい」「エビのエキスが濃厚で美味しい」といった感想が聞かれました。今回活動を行った「機関庫の川」は湧き水を利用しているため、一般的な川に生息するザリガニと比べて臭みが少ないことについても説明がありました。
活動では、ウチダザリガニ防除の専門家として指導を行った池田亨嘉学芸員より、「防除は一時的ではなく、継続的に取り組むことが重要であり、数年間対策を緩めると再び増加してしまう」といった説明があり、継続した管理の必要性について理解を深めました。
また、現地ではウチダザリガニだけでなく、ヤマメやドジョウなど多様な生物の生息も確認され、地域の自然環境の豊かさについて学ぶ機会となりました。
参加した学生からは、「実際の生態系保全活動に参加することで、外来生物問題をより身近に感じた」「地域企業と大学が連携して継続的に取り組んでいることが印象的だった」といった声が聞かれました。

川の中に目を凝らしながら、手取りでもウチダザリガニを捕獲する学生たち

捕獲したウチダザリガニ

捕獲したウチダザリガニの大きさを測定し、生息状況について調査しました

捕獲後にゆで上げられたウチダザリガニ

食べ方を教わりながらウチダザリガニを試食する学生たち

ウチダザリガニ防除活動に参加した学生サークル「とことこあるこう」と萩原建設工業株式会社のみなさま