北海道国立大学機構シンポジウム『北海道から切りひらく日本の未来~食・エネルギー・防災を支えるデジタル空間~/北海道国立大学機構の挑戦』を開催しました
2024年5月23日(木)東京・大手町でシンポジウム『北海道から切りひらく日本の未来~食・エネルギー・防災を支えるデジタル空間~/北海道国立大学機構の挑戦』を開催しました。
本シンポジウムでは、北海道国立大学機構及び三大学の取り組みの一部をご紹介するとともに、多彩なゲストによる議論を通じて北海道の発展に貢献する北海道国立大学機構の将来像を模索するため、基調講演やパネルディスカッションを行いました。
当日は、対面開催と同時に、オンラインにてシンポジウムの様子を配信し、産業界関係者など対面約150人、オンライン約550人の参加がありました。
開会挨拶
基調講演
三菱総合研究所理事長 小宮山 宏 氏から「北海道をプラチナ社会に~大学こそ変革の核となろう~」をテーマにご講演をいただきました。講演では、地球が持続し、豊かで人の自己実現を可能にする社会を「プラチナ社会」と名付け、「プラチナ社会」の実現に対する北海道のポテンシャルや変革の核としての大学の関わり、三大学の知を融合した北海道国立大学機構への期待等をお話いただきました。
セッション、研究発表
セッションでは、西井理事から「産学官金連携統合情報センターについて」、研究発表では、帯広畜産大学 宮竹教授から「農畜産業の現状と将来展開」、北見工業大学 渡邊教授から「気候変動に対応するための防災技術」、小樽商科大学 江頭副学長から「2050年の日本を見据えた人材育成拠点としての北海道」の各取り組みの紹介を行いました。
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、慶應義塾大学 教授 村井 純 氏をファシリテーターとしてお迎えし、北海道の基幹産業である食農ビジネス、流通販売、物流、金融のトップと「北海道から切りひらく日本の未来」として、北海道の物流や一次産業の課題、各社の取り組みについてご議論いただきました。また、北海道国立大学機構への期待として、人材育成や循環型地域作り、産学協働による社会実装などについて語っていただきました。
閉会挨拶
レセプション
北海道の食材を使った料理と道内関係企業等からご提供いただいきましたお酒やデザートを提供し、ご来場いただいた皆様から非常に好評をいただきました。また、当機構の研究活動や三大学の学生の活動紹介のパネル展示を行い、ご来場の皆様との貴重な意見交換の場とすることができました。
アーカイブ配信
動画視聴はこちら(日経チャンネル) ※視聴期限2025年6月4日12時