2024/11/20
【帯広畜産大学】(論文発表)牛ピロプラズマ症の病原性に関わる分子を発見
帯広畜産大学大学院生 アテフェ・ファトヒ (獣医学専攻 博士課程4年)及び、原虫病研究センター 准教授 麻田 正仁らの研究グループは、牛のバベシア原虫バベシア・ボビスによって起こる、致死的な合併症である脳バベシア症に関わる分子を明らかにしました。バベシア・ボビスは家畜伝染病に指定されている牛ピロプラズマ症の病原体として知られ、今回脳バベシア症にSBP3と呼ばれる分子が深く関与することを発見しました。この成果は将来的なピロプラズマ症の治療法開発につながるものです。
本論文は令和6年11月11日に感染症に関する国際誌であるPLOS Pathogensに掲載されました。
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