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2025/03/28

令和6年度北海道国立大学機構オープンイノベーションセンター(ACE)・産学官金連携統合情報センター(IIC) 合同FD・SD 研修会 「デジタル時代に知っておくべき知財活用」を開催

令和7年3月7日(金)、 北海道国立大学機構オープンイノベーションセンター(ACE)・産学官金連携統合情報センター(IIC)合同FD・SD 研修会「デジタル時代に知っておくべき知財活用」を開催し、対面およびオンラインで合わせて63名の小樽商科大学、帯広畜産大学、北見工業大学及び機構本部の教職員が参加しました。

本研修会は、①研究者が知るべき著作権の基礎、特に問題となる著作物の引用と複製に加え、昨今のデジタル技術(Web/AI 他)に関連する著作権の留意点について理解を深めること、②知財情報を活用した共同研究等のパートナー企業の探し方や企業に刺さる連携提案の手法を学ぶことを目的として、主に研究成果の知財化やその管理に携わる教職員を対象に開催したものです。

研修会では、INPIT(独立行政法人工業所有権情報・研修館)知財活用支援センターの平出高久・知財戦略エキスパートより「大学における教育・研究活動と著作権~デジタル時代における著作権はここに注意!~」、同センターの鷲崎亮知財戦略部長からは「明日から使えるパートナー企業探索術」や大学向け支援制度について、それぞれご講演いただきました。さらに、ノーステック財団の三井祐介事業戦略統括部副部長からは、同財団における競争的研究費制度の最新情報についてご紹介いただきました。

本研修会を通じて、参加者からは「著作権についてまとまった話を聞く機会がない中、論文著作の扱いや生成AIと著作物の関係等、大変参考になった」、「既存の公開特許情報データベースから共同研究の可能性のある企業を調査する手法は今後検討したい」といった感想が聞かれるなど、デジタル時代における知財活用の重要性を認識し、実践的な知識を深めることができました。

 

ACE 古林副センター長開会挨拶

INPIT 平出高久様による講演

 

 

 

 

 

 

 

 

 

INPIT 鷲崎亮様による講演

ノーステック財団 三井祐介様による講演

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IIC 前川副センター長閉会挨拶

研修会の様子

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