2025/12/10
帯広畜産大学、地域貢献度ランキング(小規模大学部門)で全国2位に!
日本経済新聞社が実施した「大学の地域貢献度調査」(2025年12月発表)で、本学が、学生数1,999人以下の小規模大学部門で全国第2位にランクインしました。総合得点は61.3点で、同部門の国立大学では1位と高い評価を獲得しています。
日経グローカル「大学の地域貢献度調査」は、全国の大学を対象に、地域社会への貢献度を多面的に評価する調査です。組織体制、学生・住民との交流、産官学連携、SDGsや防災などの項目をもとに点数化し、隔年で結果を公表しています。
評価ポイント
- 地域連携プラットフォームの強化
本学は、畜産学部のみの単科大学でありながら、地域との連携において独自の取り組みを展開しています。特に注目されるのは、「地域連携プラットフォーム」の存在です。このプラットフォームでは、北海道内の大学や高等専門学校、自治体、企業、金融機関などがネットワークを構築し、研究シーズの発掘から起業・事業拡大に必要な情報・資金・環境を一貫してサポートしています。
- 北海道国立大学機構での連携
さらに、2022年に小樽商科大学、北見工業大学とともに北海道国立大学機構を創設。商学・農学・工学の知を結集し、地域社会の発展に貢献する「実学の知の拠点」を形成しています。この法人統合により、教育・研究・地域連携の質を一層高め、北海道全域での課題解決に取り組んでいます。
- 地域とともに歩む大学へ
帯広畜産大学は、畜産業を中心とした北海道の産業振興に寄与するだけでなく、地域企業や自治体との共同研究、学生の地域活動を通じて、持続可能な地域社会の実現を目指しています。