令和7年度北海道国立大学機構オープンイノベーションセンター(ACE)・産学官金連携統合情報センター(IIC) 合同FD・SD 研修会 「知っておきたい研究情報の秘密管理」を開催しました
令和8年3月10日(火)、北海道国立大学機構オープンイノベーションセンター(ACE)・産学官金連携統合情報センター(IIC)合同FD・SD研修会「知っておきたい研究情報の秘密管理」を開催し、対面およびオンラインの併用により、小樽商科大学、帯広畜産大学、北見工業大学および機構本部から計46名の教職員が参加しました。
本研修会は、研究者が理解すべき研究情報の秘密管理について、基本的な知識の習得に加え、共同研究等の相手方となる企業における実際の秘密管理の考え方や、大学に期待される管理レベルを学ぶことを目的として主に研究成果の秘密管理や知的財産に関わる教職員を対象として実施しました。
研修会では、ACEの川口センター長から主旨説明を行いました。その後、IICの前川副センター長から、「大学における研究情報の秘密管理の基本~そもそも秘密管理とは?~」と題し、秘密管理の基本的なルール・仕組みとして、法律(不正競争防止法)の成り立ち・考え方、契約(秘密保持契約(NDA)、共同研究契約)におけるポイント、また大学の就業規則や秘密保持の誓約等について解説がありました。続いて、INPIT(独立行政法人工業所有権情報・研修館)知財活用支援センター 財戦略エキスパートの平出様からは、「企業から大学に求める研究情報の秘密管理~企業における秘密管理を踏まえて~」と題し、秘密情報の流出事例や企業での管理実務を踏まえて、大学の教職員が取り組むべき秘密管理の方向性について講演が行われました。
参加者からは、「研究情報の取り扱いリスクを具体的に理解でき、日常業務における意識の重要性を再認識した」「研究情報の分類や管理ルールについて体系的に学ぶことができ、有意義であった」などの声が寄せられました。
本研修会を通じ、参加者は研究情報の秘密管理の重要性を改めて認識するとともに、実践的な知識の習得につながる有意義な機会となりました。

IIC 前川特任教授による講演

INPIT 平出高久様による講演