【小樽商科大学】「和DVENTURE TRAVEL」(プラン提案者:小樽商科大学 池田莉々香さん)、「いただきマッチ」(プラン提案代表者:公立はこだて未来大学 上坂真愛さん、メンバー:小樽商科大学 千葉桃花さん)が2025年度M-BIP(正式名称:Matching HUB Business Idea & Plan competition)で機関賞を受賞
2025年11月13日(木)、14日(金)の2日間の日程で、石川県金沢市で開催された「Matching HUB Hokuriku 2025」のM-BIPにて、ビジネスアイデア「和DVENTURE TRAVEL」(提案者:小樽商科大学 池田莉々香さん)と、「いただきマッチ」(提案代表者:公立はこだて未来大学 上坂真愛さん、メンバー:小樽商科大学 千葉桃花さん)が、それぞれ機関賞を受賞しました。
M-BIPは、地域の若い力をイノベーションにつなげることを目的に、Matching HUB Hokurikuの企画として、毎年行っている学生のビジネスアイデアコンテストです。
今年度は全国から総応募72提案の中から1次選考、2次選考を通過した12チームが、11月13日の最終審査において公開プレゼンテーションを行いました。そして厳正なる審査の結果、当機構、小樽商科大学4年の池田莉々香さんが提案したビジネスプラン「和DVENTURE TRAVEL」が、ダイナミックマッププラットフォーム賞(副賞:個別メンタリングによるビジネスプランのブラッシュアップ権)を、小樽商科大学1年の千葉桃花さんを含むチームによる「いただきマッチ」(プラン提案代表者:公立はこだて未来大学 上坂真愛さん)が、QRインベストメント賞(副賞:QRインベストメントへのプレゼンチャレンジ権)を獲得するなど、そのプラン内容が高く評価されました。
〇受賞者(小樽商科大学商学部4年:池田さん)プラン名「和DVENTURE TRAVEL」
【プラン概要】
地域文化を深く体験し、住民との交流を通じて「リアルな暮らし」に触れられるアドベンチャートラベルを提供する事業。短期滞在や共同活動を通じて旅行者の内面的成長と地域文化の継承を促し、関係人口増加や経済効果など地域にも利益をもたらす。
【池田さんのコメント】
大学在学中の経験を元に考え抜いたプランなので、このような賞をいただくことができてとても嬉しいです。
過疎地域では、伝統や文化の継承者不足という課題を抱えています。このプランは、その解決のために私自身が経験した留学、よさこい、ふるさとワーホリの3つから着想を得ました。
よさこいのようにメンバーと共に同じ目標に向かって練習を重ねることや、地方都市ならではの時間の流れや人との距離感を体感することは、異文化理解を促すだけでなく、非日常の体験として大きな価値があると思います。
また、このような体験は近年のトレンドであるアドベンチャートラベルとも親和性が高く、これから地方創生に貢献できると信じています。
〇受賞者(小樽商科大学商学部1年、千葉さん)プラン名「いただきマッチ」
【プラン概要】
農家が消費者の反応を実感しにくい課題に対し、規格外野菜を届け、そのお礼として「ありがとうの手紙」を受け取れる仕組みを提供するサービス。アプリを通じて農家と消費者をつなぎ、交流とポジティブフィードバックを生み出し、農家の幸せとやりがい向上を目指す。
【千葉さんのコメント】
「この度はこのような賞を頂き、大変嬉しく思います。今回の挑戦を通して、自分たちのアイデアに多くの方が関心を寄せてくださったことが、大きな励みになりました。また、メンターの皆さまや関係者の方々からいただいた温かいご意見や具体的なアドバイスは、私たちの視点を広げてくれる大きな学びとなりました。自分たちだけでは気づけなかった課題や可能性にも向き合うことができ、プランに対する理解もより深まったと感じています。今回得た経験をしっかりと今後につなげ、ニセコ町での最終発表にも活かしていきたいと考えています。本当にありがとうございました。」
担当: ACEビジネス開発部門


