【帯広畜産大学】図師弘人さんが「ISMAB2026」においてBest Presentation Awardを受賞しました
令和8年10月20日(火)~24日(土)に韓国の釜山で開催されたISMAB2026において、図師弘人さん(大学院畜産学研究科博士前期課程 畜産科学専攻 農業環境工学コース2年、指導教員:藤本与 助教)がBest Presentation Award(最優秀発表賞)を受賞しました。
ISMAB(International Symposium on Machinery and Mechatronics for Agriculture and Biosystems Engineering)とは、農業機械・メカトロニクス・農業システム工学に関する研究成果を発表・議論する国際学会です。農業食料工学会(JSAM)、韓国農業機械学会(KSAM)、中華農業機械学会(CIAM)(台湾)の日韓台3学会を中心に、原則2年ごとに開催されています。
第12回となるISMAB 2026では、口頭発表166件、ポスター発表151件、計317件の発表が行われました。
今回受賞した「Best Presentation Award(最優秀発表賞)」は、ISMABにおいて優れた研究発表に授与される賞で、ISMAB 2026では、一般口頭発表164件の中から13名に授与されました。
図師さんのテーマは、「STUDY ON THE ESTIMATION OF LOCAL HORIZONTAL WIND ABOVE FIELD FROM UAV-MOUNTED ULTRASONIC ANEMOMETER(ドローン搭載風速計によるほ場上空の水平風推定手法に関する研究)」です。
この研究では、農業用ドローンに搭載した風速計の観測データから、ほ場上空の風速を推定するシステムを開発しました。ドローンに搭載した風速計は、機体のロータが生み出す気流の影響を受けるため、そのままでは周囲の風速を正確に把握することが困難です。そこで、ほ場に設置した基準風速計との関係を分析し、ドローンで観測したデータから周囲の風速を推定するモデルを構築しました。その結果、約0.5m/sの誤差で風速を推定できることを示しました。本研究成果は、将来的な農薬散布の効率化や精度向上への活用が期待されます。
図師さんは、「このたびは、このような栄誉ある賞を賜り大変光栄に思います。研究を進めるにあたり、多大なご指導をいただいた藤本先生、そして研究を評価してくださった先生方に心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後も研究活動に真摯に取り組み、より一層研鑽を積んでまいります。」と喜びを語りました。

発表を行う図師さん

Best Presentation Awardの賞状