エア・ウォーター北海道㈱と包括連携協定を締結しました
当機構とエア・ウォーター北海道㈱は、本年2月13日(木)に、「北海道の地域課題解決へ向けたオープンイノベーションの推進」に係る包括連携協定を締結しました。
本協定に基づき、双方の研究交流、人材交流、人材育成を進め、北海道の持続可能な経済発展や北海道をフィールドとした新たな事業創出を目指します。

左からエア・ウォーター北海道 庫元社長、北海道国立大学機構 長谷山理事長
長谷山理事長は「これまで、機構三大学とエア・ウォーター北海道㈱とは、バイオガスプラントの開発などで共同プロジェクトを行ってきました。そして昨年の12月には本日の会場となっています、エア・ウォーターの森に機構の産学連携や分野融合の研究を推進するオープンイノベーションセンター(ACE)が入居し、研究シーズに関する意見交換会を開催しました。今後も、2月28日には連携研究の成果を発表するACEの全体会議、3月にはヘルスケア分野に関するセミナーの開催も予定しております。本セミナーではエア・ウォーター北海道㈱から講師をお招きする予定です。今回の包括連携協定の締結により、連携が強化されて様々な成果が生み出されることを期待しています。また、エア・ウォーターの森は大学、企業、自治体など多様な知を持つ組織が、ここで交流し議論を交わすことでお互いが触媒となって新しい価値が創出されることにも大いに期待している。」と挨拶されました。
1.連携協定の目的
国立大学法人北海道国立大学機構とエア・ウォーター北海道㈱の共創により、北海道の地域が抱える課題に対し、エア・ウォーター北海道㈱が培ってきた事業ノウハウと大学が持つ知的基盤を融合し、課題の解決を目指すとともに、北海道の持続的な発展を目指します。
2.連携協定の内容
⑴ 教育・研究の推進に関する協力
⑵ 相互の人材交流、人材育成に関する協力
⑶ 共同研究等による研究成果の社会実装の促進
⑷ 大学発ベンチャー・大学発スタートアップに関する情報交換及び支援
⑸ 地域振興、地域活性化に関する協力
⑹ その他、本協定の目的達成のため必要な事項
3.今後の取り組み
・オープンイノベーションの促進:共創イベントの開催
・プロジェクト創造:事業創出へ向けたプロジェクト連携
・地域課題解決人材の育成:自治体課題と研究マッチング
・スタートアップ支援:大学発スタートアップ創出へ向けた伴走