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2026/02/16

国立大学法人北海道国立大学機構メールマガジン Vol.20(令和8年2月号)

目次

【1】【教育イノベーションセンター(ICE)】三大学連携文理融合教育プログラム紹介記事が北海道新聞に掲載され、こちらの内容について動画を公開いたしました。
【2】研究活動紹介(北見工業大学 浪越 毅 准教授)
【3】イベント等のご案内
【4】トピックス


【1】【教育イノベーションセンター(ICE)】三大学連携文理融合教育プログラム紹介記事が北海道新聞に掲載され、こちらの内容について動画を公開いたしました。

この度北海道で最大の発行部数を誇る北海道新聞(発行部数:約70万部)に北海道国立大学機構(小樽商科大学、帯広畜産大学、北見工業大学)が実施している三大学連携文理融合教育プログラムの内容や特長の紹介と、プログラムを履修中の学生が率直な感想を語る内容の広告記事が大学共通テスト翌日の1月19日(月)掲載され大変反響をいただきました。

また、こちらの内容について動画も公開いたしましたので是非ご覧ください。

 

北海道新聞(1/19)掲載記事

動画はこちらから▼

三大学連携文理融合教育プログラム2026

学生生活インタビュー2026

 

【2】研究活動紹介

このコーナーでは、北海道国立大学機構の様々な研究をご紹介して参ります。今回は、北見工業大学で進められている研究について、ご紹介いたします。

 種子の発芽するタイミングを制御できるポリマーコーティング
~播種(たねまき)を農閑期に済ませる、負担の少ない農業の実現~

研究概要

農業従事者の減少・高齢化が切実な中、農作業が集中する春の農繁期の労働負荷は深刻な問題です。

春の農繁期に行われる作業の1つに播種(たねまき)がありますが、もし播種を春の農繁期より前、秋の収穫が終わった農閑期に済ましておくことができれば、労働負荷を時期的に分散でき、春の人手不足による負担を少なくできることは明らかです。

そのためには、秋に播種しても冬を越えて翌春の発芽時期までは発芽しないよう、発芽するタイミングを制御できる手段が必要です。

そのために、発芽時期になるまでは種子の水分吸収を妨げ発芽させないように、種子をポリマーコーティングする研究を行っています。

ここで、発芽タイミングの制御のためには、播種した秋から冬の間は保たれるが、春の発芽時期になると剥離し種子が水分吸収し発芽を開始できるというコーティングが望まれます。

本研究ではその実現のために、1層目(外側)の秋用コーティング(秋の暖かさの間は保たれるが、冬の寒さの下で剥離)と、2層目(内側)の冬用コーティング(冬の寒さの間は保たれるが、春の暖かさの下で剥離)という、剥離する条件の異なる2層のポリマーで種子をコーティングする技術を開発しています。

この技術は、作物の発芽タイミング制御による、負担の少ない持続可能な農業に貢献するとともに、発芽タイミング以外の色々な機能の発現制御への応用も考えられ、さらに農業以外への様々な分野への広がりも期待されます。

 

今後の展望

北海道の中でも第一次産業の一大拠点であるオホーツク地域に位置する北見工業大学では、2018年にオホーツク農林水産工学連携研究推進センター(通称CAFFÉ)を設立して、地域と課題を共有し、大学の研究成果を工学的支援へと展開すべく活動しています。

第一次産業を基幹産業とするオホーツク地域においてもその就業人口の減少・高齢化による人手不足がますます切実な課題となっていますが、北見工業大学が持つ工学技術を農林水産分野に展開し、地域と連携してその生産性と魅力を一層高め、地域の持続可能な発展につながるよう、今後も研究を推進してまいります。

 

北見工業大学 オホーツク農林水産工学連携研究推進センター (通称CAFFÉ)

(Research Center for Okhotsk Agriculture-, Forestry- and Fisheries-Engineering Collaboration)

https://caffe.rd.kitami-it.ac.jp/research/

 

○ 北見工業大学

工学部 応用科学系 先端材料物質工学コース

/オホーツク農林水産工学連携研究推進センター(通称CAFFÈ) 副センター長(農業連携担当)

准教授 浪越 毅

\PROFILE/

機能性高分子合成を専門とし、自身の研究室では、高分子の分子構造や高分子材料の形状を制御することにより、新しい高性能な高分子材料の開発を行っています。

その展開のひとつとして、それら高分子材料を活用し、北海道内、特にオホーツク地域の農業、漁業、林業などの第一次産業の高効率化・活性化や課題解決を目指し、研究を進めています。

本件に関する産学官金連携に関するご要望・ご相談はこちら(産学官金連携統合情報センター(IIC) )

 

【3】イベント等のご案内

1.令和7年度北海道リカレント教育プラットフォームシンポジウムを開催します【2/24(火)13時開催 開催地:札幌市(オンライン併用開催)】

産学官金連携を通じたリカレント教育を推進する北海道リカレント教育プラットフォームは、シンポジウムを対面(札幌市)及びオンライン配信(Zoom)にて開催します。

当日は、令和7年度に実施したリカレント教育プログラムの成果報告のほか、企業の取り組み紹介やディスカッションを通して、学び直しを人材育成や組織づくりにどう活かしていけるかを一緒に考えます。

参加を希望される方は申込みフォームから事前申込みをお願いいたします。

(申込期日:2/23(月)12時まで)

なお、対面・オンラインともに当日の飛び入り参加も可能ですので、ご興味のある方は以下をご確認の上、ぜひご参加ください。

詳細はこちらをご覧ください。


2.【小樽商科大学】穴沢 眞 学長退任記念最終講義の開催について【2/27(金)15時30分開催 開催地:小樽市(オンライン併用)

このたび、小樽商科大学 穴沢 眞 学長におかれては、令和8年3月31日をもって任期満了により退任されることになりました。
つきましては、退任記念最終講義を開催します。

穴沢学長は、アジア経済を研究分野とし、1989(平成元)年より小樽商科大学の教鞭を取られました。
その後、商学科長、国際交流センター長、国際連携本部長、学長特別補佐など数多くの要職を歴任されました。
2020(令和2)年4月に学長へ就任され、2022(令和4)年からは北海道国立大学機構大学総括理事・小樽商科大学長として、大学運営を統括する立場で現在もご活躍されています。

学生、一般市民の方、どなたでもご参加いただけますので、ぜひご参加ください。

※オンライン聴講をご希望の場合はこちらより事前登録をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。


3.【帯広畜産大学】令和7年度災害復興支援コンサート ~帯広・十勝に花は咲く~を開催します【3/8(日)13時開演 開催地:帯広市】

東日本大震災をきっかけとして、帯広畜産大学が実施してきた震災の復興支援事業の取り組みをもとに、地域の皆さまと協力してチャリティイベントを開催します。ぜひご参加ください。

開催日時
日時:令和8年3月8日(日) 開場:13 時00分 開演:13時30分 閉演:15時30 分(予定)
会場:帯広畜産大学 講堂(帯広市稲田町西 2 線 11 番地)

事業内容
 陸上自衛隊第5 音楽隊及び帯広畜産大学吹奏楽部によるコンサート(入場無料)

申込方法
 添付チラシ記載の二次元バーコード又は申込フォームからお申し込みください。

詳細はこちらをご覧ください。

【4】トピックス

1.【小樽商科大学】言語センター武部准教授の防災英語の取組がNHK World ChatroomJapanで取り上げられました
令和8年1月9日(金)、小樽商科大学言語センター武部准教授が担当する「英語IIA(E266A4)」の防災英語授業が、国際放送局 NHK WORLD-JAPAN「Chatroom Japan」の取材を受けました。今回の取材は、3月11日の東日本大震災に合わせた特集企画の一環として行われたものです。当該授業は、防災の基礎知識に加え、災害時に役立つ英語表現や情報発信について学び、学生が国際的な視点から防災コミュニケーションを考える内容となっています。今回の取材内容は、1月30日(金)に放映され、NHK WorldJAPANのホームページから視聴可能です。

詳細はこちらをご覧ください。


2.【帯広畜産大学】チーズ製造のための乳酸菌講習会を開催しました
令和7年12月9日~10日の2日間,帯広畜産大学において「チーズ製造のための乳酸菌講習会」を開催しました。本講習会は令和6年7月に設置した「ミルク&チーズコンソーシアム」の事業の一環として、チーズ製造事業者などを対象に、質の高い乳製品を製造するために不可欠である乳酸菌に関する知識や基礎的な取り扱いについて理解を深めることを目的として今年度初めて実施しました。

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3.【帯広畜産大学】平石麗さんが「2025年度実践総合農学会 冬季東京農大大会」において優秀研究発表賞を受賞しました
令和7年12月13日(土)に開催された「2025年度実践総合農学会 冬季東京農大大会」において、平石麗さん(農業経済学ユニット4年、指導教員:河野洋一准教授)が優秀研究発表賞(学生部門)を受賞しました。この賞は、同大会において特に優れた研究発表として評価された発表のうち、大会報告時に35歳未満の学生(大学院生を含む)を対象として授与されるものです。平石さんの演題は、「農福連携に対する障がい者の参加意向の解明に関する研究-知的障がい者へのアンケートをもとに-」です。

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4.【帯広畜産大学】馬術部の取り組みが東スポ競馬Webに掲載されました ―帯広畜産大学馬術部が引退競走馬を受け入れる〝意義〟
帯広畜産大学馬術部の活動が、 東スポ競馬Web(東京スポーツ新聞社) にて紹介されました。記事では、馬術部が引退競走馬を受け入れ、学生が日々丁寧に手をかけながら馬と向き合う様子や、その社会的意義について紹介されています。現在、馬術部で飼養している所属馬15頭の中には、GⅠ競走を経験した馬もおり、引退後の競走馬に新たな役割と居場所を与える取り組みとして、高い関心を集めています。

  • 記事タイトル所属15頭の中にはGⅠ馬も! 帯広畜産大学馬術部が引退競走馬を受け入れる〝意義〟

記事はこちら(外部サイト)をご覧ください。


5.【帯広畜産大学】第3回畜大シンポジウムを開催しました
令和8年1月20日(火)、帯広畜産大学 講堂およびオンライン(Zoom)にて、「第3回 畜大シンポジウム~農畜産の未来を拓く、研究成果の社会実装~」を開催しました。本シンポジウムは、帯広畜産大学が主催し、「次世代農畜産技術実証センター」の活動を広く周知するとともに、農畜産業の現場が抱える課題解決に向けて必要となる研究をいかに創出し、その成果を現場へ実装していくかについて、地域の多様な関係者の皆様と認識を共有し、今後の研究および社会実装の在り方を議論することを目的として開催しました。

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6.【北見工業大学】北見工業大学広報大使“レウるん”が誕生しました
このたび、北見工業大学広報大使 “レウるん” が誕生しました! “レウるん”は、シロフクロウをモチーフにした本学オリジナルのキャラクターで、「知恵の象徴」と称されるフクロウのなかでも、北極圏に生息し、まれに北海道北東部にも飛来するその存在は、まさに日本最北に位置する国立大学として、地域の知の拠点の役割を担う北見工業大学のイメージとリンクします。“レウるん”という愛称は、アイヌ語を分解・解釈した造語です。声や音を意味する言葉「reu(レウ)」と、場所や状態を意味する接尾辞「ru(ル)」、そして自然や神格を表す「-n(ン)」をつなげて「知恵の声が響く北見工業大学を守る神」という意味を込め、学生広報委員を中心に命名しました。

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7.【北見工業大学】北見工業大学広報大使“レウるん”のLINEスタンプの販売を開始しました
このたび、先日誕生した「北見工業大学広報大使 “レウるん”」が、表情豊かなLINEスタンプになりました!本学関係者のみならず、どなたでも気軽に使えるフレーズで会話を盛り上げてくれますので、ぜひご購入の上、毎日のLINEでのやりとりにご活用ください。

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8.【北見工業大学】「第16回全日本大学対抗カーリング選手権大会」においてカーリング部の女子チームが準優勝、男子チームが3位に入賞しました
令和7年12月4日(木)~12月7日(日)、オカでんアリーナ(青森市スポーツ会館)で開催された「第16回全日本大学対抗カーリング選手権大会」において、本学カーリング部の女子チームが準優勝、男子チームが3位に入賞しました。本学エリートアカデミー所属の相澤天さん(地域未来デザイン工学科2年)がスキップを務める女子チームは、予選リーグを全勝して1位で通過しました。準決勝では帯広畜産大学に7-4で勝利しましたが、決勝では札幌国際大学との接戦の末に4-6で惜しくも敗れ、準優勝となりました。

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9.【北見工業大学】WAKU、北見工業大学と共同で高分子制御技術によるグルタチオンバイオスティミュラント研究を開始
株式会社WAKU(本社:岡山県岡山市、代表取締役CEO:姫野 亮佑、以下「WAKU」)は、国立大学法人 北海道国立大学機構 北見工業大学(応用化学系 准教授:浪越 毅)と、グルタチオンバイオスティミュラントの機能性向上を目的とした共同研究を開始したことをお知らせします。本共同研究では、WAKUがこれまで取り組んできたグルタチオン研究を起点に、北見工業大学が有する高分子材料・応用化学分野の知見を融合させることで、環境ストレス下における作物の生育安定化に資する新たな農業資材技術の創出を目指します。

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10.【北見工業大学】工学院大学と「2025 MathWorks Japan データサイエンスコンテスト」を開催しました
令和7年11月21日(金)、北見工業大学は工学院大学と連携し、「2025 MathWorks Japan データサイエンスコンテスト」を開催しました。本コンテストは、本学がサイトライセンス契約を結んでいるMathWorks社のソフトウェア「MATLAB」を活用し、スマートフォンであらかじめ取得したセンサーデータの解析および機械学習モデルの精度を競うものです。当日は工学院大学とリモートで会場をつなぎ、両校あわせてチームがモデル作成とプレゼンテーションに取り組みました。

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11.【北見工業大学】湧別町との包括的連携に関する協定を締結しました
令和7年12月13日(土)、上湧別コミュニティセンター(湧別町)において、北見工業大学と湧別町との包括的連携に関する協定を締結しました。この協定は、湧別町と北見工業大学が相互に有する資源や知見を活かし、産業振興・観光振興をはじめとする地域経済の発展、学術振興及び教育・人材育成、地域づくり・まちづくりの推進、さらには公共交通や防災対策の強化など、多様な分野で協力し合うことにより、持続可能な地域社会の形成と、未来を担う人材の育成に寄与することを目的とするものです。

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12.【北見工業大学】美幌町実証実験住宅において研究者向けの見学会を実施しました
令和7年12月23日(火)、美幌町実証実験住宅において、全国の研究者を対象とした見学会を実施し、金沢大学、九州大学、神戸大学、静岡大学、東京海洋大学、産業技術総合研究所、民間企業などの研究者・技術者、計21名が訪れました。平均気温−6.7℃、最低気温−12.8℃となった見学当日は、屋外で厳しい寒さを体感した後、北海道基準の高断熱住宅の暖かい室内に入り、住宅内の設備について詳しく視察しました。参加者から「なぜ家の中はこんなに暖かいのか」、「どんな工夫がされているのか」といった声があがる中、本住宅で研究を行う教員2名から、最先端のエネルギー・住宅研究について紹介を行いました。

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13.【北見工業大学】機械電気系教授2名が日本冷凍空調学会「カーボンニュートラルに向けた先進熱交換技術に関する調査研究」プロジェクトの委員会において講演しました
2025年12月23日(火)、本学A106講義室において、日本冷凍空調学会調査研究プロジェクト「カーボンニュートラルに向けた先進熱交換技術に関する調査研究」第9期第7回委員会がハイブリッド開催され、本学教員2名が最先端の環境エネルギー研究について講演しました。会場には、九州・近畿・東海・関東などの大学や研究機関等から多くの研究者が集まり、講演会の後には、美幌町実証実験住宅の見学会にも参加しました。

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14.【北見工業大学】オホーツク農林水産工学連携研究推進センターが参画する取組が「第8回日本オープンイノベーション大賞」(主催:内閣府)にノミネートされました
この度、内閣府主催の「第8回日本オープンイノベーション大賞」に、津別町農業協同組合(以下「JAつべつ」)の取組・プロジェクト「北の大地を拓く!JA つべつ×北見工業大学 オホーツク地域を潤すスマート農業イノベーション」がノミネートされました。この取組・プロジェクトには、北見工業大学オホーツク農林水産工学連携研究推進センター、株式会社キュウホー、NTTドコモビジネス株式会社(旧:NTTコミュニケーションズ株式会社)が参画し、厳寒・積雪・電波不感といった環境条件の下「寒冷地・中山間地スマート農業モデル」を目指し地域一体で取り組むものです。

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最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
今後も定期的に配信をしてまいりますので、是非ご覧ください。


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