2024/10/30
【帯広畜産大学】博士前期課程畜産科学専攻1年の平間誠二郎さんが日本畜産学会第132回大会において優秀発表賞を受賞しました
2024年9月16日(月)~20日(金)に、京都大学で開催された日本畜産学会第132回大会において、本学大学院博士前期課程 畜産科学専攻 1年の平間誠二郎さん(指導教員:萩谷功一准教授)が優秀発表賞を受賞しました。
本賞は、優秀演題賞にエントリーした研究発表の中から、書類審査および発表審査を経て優れた発表者に対して授与される賞です。
平間さんの発表演題は、「大規模血統データを用いた近交係数の計算時間短縮に有効なメモリ利用法の提案」です。平間さんは、800万件に及ぶホルスタイン乳牛の血統記録を扱う演算に対し、コンピューターの記憶領域を効率的に使用することで近親交配の程度を表す近交係数を短時間で計算できる方法を提案しました。
平間さんの研究は、データが追加されるたびに繰り返えされる近交係数演算のための時間短縮に寄与し、すぐに応用可能であること、すべての質問に対して明確かつ適切な回答をしたことが評価されました。
平間さんは、「準備したことを評価していただけてうれしいです。今後も精進します」と受賞の喜びを語りました。
受賞した平間さん(写真右)